リーガンがある夜、アラシを連れて近くの湖に釣りに行った。
1時間くらいして、アラシがニジマスを3匹釣ったと、大喜びで2人は帰ってきた。
「ところで餌は?何で釣ったの??」
と聞いてみると、返ってきた答えはなんと
イクラ
い、いくらぁ~?
それはないでしょ。日本では何万もする、高級食材なのに!
「そんな事したら、日本人怒るよ!!」
という私にリーガンは、
「でもアラスカでは、みんなしてるよ。」
と言う。
スーパーの釣り具コーナーに、イクラが餌として、激安で売られていたそうだ。
アメリカではイクラを食べる人は少なく、鮭釣りをしている人はみな、釣るとすぐ腹を開いて、イクラをその場に捨ててしまうらしい。
日本では高値で売られ、アラスカではみんなが捨てる、または釣りの餌として売られているイクラ。
なんか、悲しい。