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ブログお引越しのお知らせ
いつも「アラスカのいろいろ」を見て頂きありがとうございます。
9月15日よりこのブログを下記アドレスに引越しする事になりました。


http://alaskairoiro.blog.fc2.com


新しいアドレスの方で、引き続きよろしくお願いします。
# by shs_merumo | 2015-09-15 01:31 | お知らせ
アラスカツアー最終日 ブルーベリーとオーロラ
アラスカツアー最終日 ブルーベリーとオーロラ_a0088116_04130328.jpg


8日間に渡るキャリーさんのアラスカ滞在も、とうとう最終日を迎えた。
出発は、朝の3時。


最後の日はお土産の買い物と、時間があればブルーベリーを摘みに山に登ろうと、ゆったりした予定だった。





何軒かお土産屋さんを周った後私は子供の学校の用事があったので、キャリーさんをダウンタウンに降ろした。





キャリーさんは1人で博物館に行ったらしい。

ここに来るまで新田次郎の「アラスカ物語」を読んでいたので、博物館は面白かった、とても参考になったとキャリーさんは言っていた。
ANCHORAGE MUSEUM





家に帰ってご飯を食べたりして遅くなってしまったが、最後にブルーベリーを摘みに行こう!近所の山だから。




支度は出来た?とキャリーさんに聞くと、とても軽装。

いやいや、スニーカーよりもトレッキングブーツの方がいいって。暖かい服も持って。

アラスカツアー最終日 ブルーベリーとオーロラ_a0088116_04130422.jpg


夜10時ごろの山登り。

日が暮れるのが遅いから出来る、アラスカならではの夜のハイキング。
それでも最近は日が落ちるのが早くなり、夜の10時は綺麗な夕日が見えた。




うちから車で10分ぐらい、そこから歩いて10分ぐらいの道のりだが、かなりの斜面。
まっすぐ上。登るの、ちょっとキツい。




アラスカの主婦を舐めていた。トレッキングブーツ、正解。
と、キャリーさん。



そうそう。これぐらいの山なら私の主婦友達、赤ちゃんおんぶして登るよ。
アラスカツアー最終日 ブルーベリーとオーロラ_a0088116_04130410.jpg



広いブルーベリーの山に着くと、誰もいなかった。
360度、山。この景色、独り占め。


でもどこかに熊やムースがいそうだから、気を付けながらブルーベリーを摘もう。


最初はブルーベリーがどこにあるかよく分からないけど、だんだん目がブルーベリーアイになってきて見えてくるからね。



その言葉どおり、最初は
「どこどこ?」
と言ってたキャリーさんも、だんだんブルーベリー摘みのコツを掴み、夢中で採っていた。



最後の方は、歩きながらでもブルーベリーが見えて、帰れなくなる。
採るのを止められない。

後ろ髪引かれながらも、暗くなったので山を後にした。





帰り道に、ムースの親子に遭遇!
アラスカ去る前に会えて良かった!!




家に帰って仮眠を取ってから、空港に向かう。
私はその前に一仕事。

来てくれた人に渡してる、写真のクラフトお土産を作らなければ。




と思ってたのに、うっかり寝てしまった。
起きたら2時!
ヤバい。





しかも外出たら、オーロラ出てる?
マジか。これは大変!

キャリーさんを起こさないと!!





キャリーさんを起こすと、喜んで外に出ていった。
キャリーさんがずっと、オーロラ見たいと言っていたが、

「それは難しい。冬に来ないと。欲張っちゃあダメ。」
と言ってたのに、本当に出ている。

3月以来だよ。私もオーロラ見るの。




それでも私はお土産を作るのに忙しいので、家の中で黙々作業を続ける。

オーロラ気になる!
でも時間ないから!!



やっと仕上がって3時に出発しようと外に出ると、オーロラはすごい事になっていた。
空いっぱいのオーロラ。
アラスカツアー最終日 ブルーベリーとオーロラ_a0088116_04223721.jpg



アラスカツアー最終日 ブルーベリーとオーロラ_a0088116_04130491.jpg



(その時は写真撮ってる時間がなかったので、上はその一週間後に出た時の写真)
オーロラと北斗七星。


オーロラの光が強く、山の方に住んでる家からはもちろん、車で下に降りて空港に行くまでの道すがら、ずっと緑のカーテンが輝いていた。


キャリーさん、ラッキー過ぎるわ。来れなかった弟の運も全部持っていった。

天気もずっと良かったし、氷河歩いてキーナイリバーで釣りして、最終日にムースに遭遇して、そしてこのオーロラ。



完璧だ。
完璧過ぎる。
みんな見せてしまった。




キャリーさんの旅行が成功して良かった!
私も楽しかった!!

来年も待ってるから、キャリーさん、今度は弟も一緒に連れて来て。
キャリーさんのその強運で、またアラスカ楽しみましょう!

# by shs_merumo | 2015-09-10 04:05 | アラスカぷち旅行情報
アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り
アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り_a0088116_08004808.jpg



翌日は急遽、キーナイリバーで釣りの予定を入れた。


このところ、私の中で釣りブーム。
折角キーナイ方向行くんだし、しかも弟来れなくて少人数だし、もしかして船に乗せてもらえるかも?
微かな期待を胸に、Yさんに連絡してみた。





最初は友達が来る予定だからと断られるものの、その友達は午後4時に飛行場に到着だから、その前なら釣りに行けるとOKが出た。




やったー!
Yさん無理言ってすみません。

キャリーさん(義妹 仮名)には悪いけど、ホーマー観光ちゃっちゃと済ませ、キーナイリバーへ向かいます。


キャリーさんにしても、ワイナリーとかはまた来年弟と来ればいいんだし、キーナイで釣りの方がなかなか出来ない素晴らしい経験(のはず)!



ホーマーからYさんちまでは車で2時間の距離。

シルバーサーモン狙うなら早朝じゃないと厳しいと言われたが、早朝は難しいので10時の到着を目標に、7時半にはホテルを出た。







車を走らせる事2時間、ソルドトナに入ったところで携帯にYさんからのメッセージ。

「道路は順調ですか?」




ききききたーーー!
ヤバいヤバいヤバい。




今まで道路工事や渋滞で、Yさんちに行く時は必ず遅れてる前科のある私。
今回は無理にお願いしてるんだから、余計に遅れられない。



「はい、順調です。もうすぐ到着します。」
と返信した。





そしてYさんちに到着し車を停めると、またメッセージが入る。

「ボートにいます。」








いきなり船!
笑ってしまった。



でも、そういうところが面白い。
時間ないんだし、無駄な事は省いて釣りに集中。


分かりました。
お家のお庭を横切って、船に直行します。



かっこいいボートの上には、3週間ぶりに会うYさんとYさんの次男くんが乗っていた。
アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り_a0088116_08004825.jpg


やった。ゴールデンコンビ!
次男くんは、釣り歴10年の11歳。


この2人の船に乗せてもらって釣りが出来るというのは、本当に贅沢。
大変な事はYさん親子が全部やってくれて、釣りの楽しいところだけやらせてくれるんだから。

釣りが好きというよりも、Yさん親子に連れて行ってもらう釣りが好きなのかも。



キャリーさんも、世界中のアングラーが集まるキーナイリバーで釣りが出来ると、ワクワクしてる様子だった。

ちなみにアングラーという言葉は、ここに来るまでの車内でキャリーさんに教えてもらったので使ってみた。





船の上で、早速ベイトの用意。
前回のバックトローリングとは違って、アンカー打って餌を使ってシルバーサーモンを狙う。


ルアーの上に餌を付ける。

アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り_a0088116_08004938.jpg



ふーん、こうやってつけるのね。
使ってる餌は、アンチョビだそう。他にも、色をつけたサーモンの卵も使っていた。

アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り_a0088116_08004904.jpg


日本のルアーとアメリカのルアーの違いを見せてくれてるところ。

アメリカのルアー綺麗と思っていたけど、日本のは格段にすごい。
まるで魚。いや、魚より綺麗!

ちゃんと鱗もついてるし。細かいところまで、アートのよう。



釣り糸を垂らしてしばらく待っていると、フィッシュオン!
アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り_a0088116_08004901.jpg



次男くんがシルバーサーモンをゲットした!



小さいシルバーくん。
網の中で恨めしそうにこちらを見ている。

アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り_a0088116_08005038.jpg


しかし次の瞬間。
シルバーくんはスルスルっと網の小さい穴を抜けて逃げていってしまった。



シルバーくん、危機一髪のところで命拾い。




ボートを動かし場所を移して、もう一度シルバー狙い。

アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り_a0088116_08005067.jpg



向こうのボートは何してるの?
釣れてるの?と双眼鏡で確認。

キャリーさんが持ってきた双眼鏡、ここで一番役に立った!



シルバー待ってる間、なんか岸の方で音がするなと思ったら、ゴロゴロと岸の石が落ちてきていた。
川の岸、侵食されていってます!
川のそばに建ってる家が危ない!!



そう言えば、マタヌスカも侵食が進んで半分落ちてた家があった。
ちょうどその付近を走っていた時、ニュースでここら辺が出てたよと言ってたら、TVカメラが来ててびっくりした。



アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り_a0088116_08005062.jpg


シルバーが来ないので、今度はドリーを狙って場所を移す。




餌もルアーもつけず、ビーズと釣り針だけで船を流してドリー狙い。

Yさんがボートを操縦し、次男くんとキャリーさんと私が並んで釣り糸を垂らす。




すぐに次男くん、ドリーをゲット!
すごい!大きい!!

アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り_a0088116_08005177.jpg


おおおー!
興奮する〜。




釣った魚は素早くリリース。

その後次男くんとキャリーさんには次々と掛かかり、どんどん釣ってはリリース。大忙し。



だけど私には、全然魚が食いつかない。





なんで?
私も釣りたーーい!
私の何が悪いの??





きっと場所。
人じゃない、場所。

この立ってる位置何cmかの違いで、魚のくる確率が変わるとYさん。


私と次男くんの釣る場所を代えてくれた。





しかし場所を代わった直後、次男くんが大きなドリーを釣った。
私は魚なし。



そこさっきまで、私がいた場所だったのに…。

やっぱり問題は、人か。
場所じゃなくて、人。



Yさんが釣りのコツを教えてくれる。
釣り用語が全く分からないから言ってる事がよく分からないが、フッキングとか合わせるとか言ってる。



フッキング。
そうか、Hook からきてる言葉か。

魚がかかってるのかかかってないのか、よく分からないから釣れない。
きた瞬間タイミングよく、ロッドを立てないと。




そして私にもついにきた!
釣れたーーー!

アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り_a0088116_08005124.jpg


早く早く、カメラカメラ!
キャリーさん写真撮って!!



と大はしゃぎ。
楽し過ぎて、静かに釣り出来ない!!



「早く水につけないと!魚が死んじゃう。」
みんなの魚をリリースしてくれていた次男くんの言葉に、ハッと我に帰る。




す、すみません…。

小学生に注意される、私45歳。
ほんっとすみません、先輩。

楽し過ぎて周りが見えてません。




その後も魚ゲット!


アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り_a0088116_08061276.jpg

見てー!
これ釣ったの私、私!!


すごく楽しかった。
楽し過ぎて、はしゃぎ過ぎた。



帰りの車の中でグッタリ。

アラスカツアー、翌日がいよいよ最終日。
今のところ、全てが順調で楽しい毎日!

# by shs_merumo | 2015-09-08 07:49 | アラスカぷち旅行情報