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クリスマス@コディアック
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ドーソン宅に到着した日は、クリスマスイブの日だった。
その夜10時頃にみんなでDVDを見ていると、どこからともなく美しい歌声が聞こえてきた。




声はドアの外からだ!
玄関を開けると、クリスマスキャロルが来ていた。

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15人もの人達がハモってクリスマスソングを歌っている。
聞き惚れる程の、美しい歌声だった。


キャロル隊は3曲のクリスマスソングを歌うと、
「メリークリスマス!」
とケーキをくれ、去っていった。



わぁ。
なんと素敵なクリスマスプレゼント!
みんな、突然の訪問者に感動していた。





私はもちろんの事だが、リーガンもドーソンもクリスマスキャロルの訪問は初めての経験だったらしい。
みんなでぼーっとみとれていたが、彼らが去っていってからしばらくして反省会が始まった。


いったい、自分達はどうしたらよかったんだ?
こんなに気持ちを温かくしてもらったのに、何をお返しするべきだった?


ココアをあげたらよかったんじゃないか?
こんなアラスカの寒い夜に、外で歌ってくれたんだし。



そんな会話が、永遠と続いたイブの夜だった。



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その後サンタさんに手紙を書き、子供達はベッドへ。
毎年サンタのお仕事を見せてもらえない私も、残りの大人を残して先にベッドへ。(リーガンが、毎年私も驚かせたいらしい。)








翌朝。

「ねー、もう朝なの?それともまだ夜なの?」
というレボルーの言葉に、笑って目が覚めた。

朝10時半頃まで暗いアラスカなのではの台詞。
確かに夜なのか朝なのか、はっきりしない。



リビングルームに行った子供達の歓喜の声が聞こえた。
「サンタクロース、来てるよ!」

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レボルーは、サンタに頼んでいたアイスホッケーのグローブを見付けたらしい。
ストークリーには、踊るエルモ人形が置いてあった。


ムサシ、アラシも起きてクリスマスプレゼントを開ける。





ムサシにはなんと、26型TV。アラシにはラップトップだった。
豪華すぎるプレゼントに、2人とも(そして私も)びっくり。



今年は2人に寂しい思いもさせたし、サンタも大盤振る舞いしたのだろうか。


この大きな荷物がどこに入ってコディアックまでやってきたのか、私はそれが不思議。








たくさんのプレゼントを次々と開ける子供達。
リビングルームは大変な状態に。


チキングッズもたくさんもらった。

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左はジェネビーから。
中には、素敵なネックレスが入っていた。

手作りアクセサリーのお店をしているジェネビーの友達が、コディアックの海岸で拾ったビーチグラスを使って作ってくれたらしい。




日本から買ってきたプレゼントも、大活躍。

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ドーソンに、ジョークプレゼントで贈った「貯犬箱」。
犬がコインを馬鹿食いする姿が子供達に大ウケ。


日本の弟夫婦から届いたリーガンへのクリスマスプレゼント、ナノブロックの姫路城。
リーガン大喜び。
ナノブロックはすごい!最近、家族でハマっている。





そして1番びっくりしたのは、サンタクロースから私宛てへのプレゼント。
開けてみたら、インスタンコーヒー(もどき)飲料の缶が入っていた。


「わぁ!ありがとう。」
と言ったけど、この飲み物私は好きじゃないのに、何故?
と不思議に思っていた。


本当のプレゼントは、その缶の中に入っていたのだ。
出てきたのはiPhone。
携帯なんか、今まで持たない私だったのでびっくり。

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みんなにとったら今更だと思うけど、iPhoneってホントに便利だね。



プレゼント開封に明け暮れる一日だったが、夜はちゃんとクリスマスディナーが用意されていた。

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いつの間にか、こんな大きなターキーも焼いていた。
本当に、いつ仕込んでオーブンに入れたのか、私は全く気付かなかった。

たくさんの美味しい料理を、隣人も招いて美味しく頂いた。
シェフはジェネビー。この人の料理の腕は一流。



そして何度も言うが、妊娠9ヶ月。
それを全く感じさせないパワフル妊婦。この人はすごいわ。

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親戚、家族のお陰で、とてもとても楽しいクリスマス2010だった。
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by shs_merumo | 2010-12-31 06:20 | アラスカでびっくり
コディアック旅行 
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今年のクリスマスは、義弟ドーソン家族が住むアラスカのコディアックという島で過ごす事になった。


アンカレッジからコディアックへ行くには、往復200ドル払って飛行機に45分間乗るか、もしくは車で約6時間南下してホーマーまで行き、そこからフェリーに乗るかの方法がある。

ドーソンがフェリーのチケットをプレゼントしてくれたので、初めてのコディアックは海を渡っての来島となった。





ところで私は船に弱い。
それなのにホーマーからコディアックへの冬のフェリー時間は、な、なんと13時間というではないか。


13時間って!!







長すぎる。
私は島出身だけど、実家のある隠岐の島に行くフェリーは2時間半。5時間以上船に乗った事はない。
13時間って、どんだけ長いんだ?
日本行きの飛行機時間ぐらい、揺れる船の中に乗っていなければいけないじゃないか。
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「大丈夫、大丈夫。寝てたらすぐ着く。船の上にテント張る事だって出来るし。」

ドーソンは簡単にそう言う。昨年の正月、1歳児と3歳児を連れてフェリーに乗ってアンカレッジまで来たのだ。
しかしあの超人家族の言う事は、あまり当てにはならない。あの人達に簡単な事も、普通一般人には難しい事が多い。



不安な気分を残したまま、大荷物と日本で買ったトラベルミンを持ってアンカレッジを出発したのだった。


ホーマーまでの道のりは快適。天気もよく、青空の下5時間のドライブでフェリー乗り場に到着。
夜の9時半に船に乗った。

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フェリーの中には個室と自由席があり、食堂もあってクリスマスツリーも飾ってあった。
ちなみに船の中には、テントを張る場所はなかった。ドーソンよ、この寒空の中、甲板にテントを張れという事だったのか?



テーブル席に陣を取り、日本土産の3Dパズルを組み立てるムサシ。

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結論から言うと、船は揺れに揺れた。
もう、ひっくり返るんじゃないかと思うくらいの大揺れ。

薬を飲んで寝袋に包まっていたから、まぁ大丈夫だったが、船から降りても数日は揺れていた。


翌日の正午近くにコディアックに到着。
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港まで、ドーソン一家みんな揃ってお出迎え。
ドーソンの新居は、ダウンタウンからすぐ近くの、とても眺めのよい快適なお家だった。





ゆっくり休む間もなくすぐに、ビーチに「ちょっと散歩」に行こうと誘われる。

その海岸は、駐車場から山や薮を下り、かなり歩いた所にあった。
そこまで2歳児ストークリーも4歳児レボルーも、手をつないで一緒に歩いているのだから、すごいと感心した。






しかし、本当にすごいのはここからだったのだ。

目的のビーチとは、波が来ない瞬間に走って渡らなければ辿り着けない場所だった。




つまりこういう事。

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リーガンがおいでと手を招いているが、なかなか渡れない。
だって行く先は、こんな所。


波が岸まで来ていて、歩けるところがない!

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波がひいて砂浜が見えたこの瞬間。
この一瞬を狙って、向こうまで走れと言うのだ。



ここは、冬のアラスカ
コディアックは温かい方だとは言うけど、それでもマイナス温度だ。
海水に濡れたら、凍るくらいの冷たさ。

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ちょっとでも出遅れたら、水に濡れて凍ってしまう。
こんな所を走って行かなければいけない。





分からない。

なぜここで、こんなムリをしなくちゃいけないのだ!?


これは修行か何かか?







波はひいても、後からどんどんやって来て、思い切って走るチャンスが掴めない。


ぐずぐずしている私を尻目に、4歳のレボルーも、2歳のストークリーも、そして妊娠9ヶ月のジェネビーまでも、波間を走って行ってしまう。








やはりタダモノではないよ、この超人家族は。



波の合間を走る場所は3カ所もあり、それを超えてようやくみんな向こう岸まで辿り着いた。
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アラシは波抜けに失敗。スノーブーツもびしょぬれで、リーガンに肩車してもらっていた。






ドーソン達の言う、ちょっとした散歩...。


充分なアドベンチャーだったよ!



コディアック滞在中、まだまだ何かありそうな予感。
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by shs_merumo | 2010-12-29 17:50 | アラスカでびっくり
ただいまアラスカ
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2日前に、アラスカに帰ってきた。

アラスカは、すごーく寒い。
日本で色んな人から、「寒い所でしょう?」と聞かれて、「たいした事ない。」と答えていたけど、それを撤回したい。



本当に、マジで寒いよ、ここは。


まだ暖かい日本からやって来ると、このマイナス20℃の世界に度肝を抜かれる。それを久々に思い出した。
凍った雪道の運転も超怖い。

見るものに、いちいちびっくり。5年も住んでるアラスカが新鮮。
夕日に輝く雪景色とか、凍った木とかが美しくて、ポストカードかポスターの中にいるような気分。


リーガンもムサシもいつもの笑顔で優しくて、温かい家族の住む寒いアラスカに戻れてハッピー。
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by shs_merumo | 2010-12-19 12:01 | 日常のヒトコマ