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山に冬が来た!
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アンカレッジの山の中に引越してから、5ヶ月が経った。

同じ市内なのに、それまで住んでた平地と山では景色が違う。
天気も違う。
生活がすっかり変わってしまった。


「山には冬が早く来る。」
友人に言われてちょっとビビっていたが、その日がとうとうやって来た。



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下界は小雨だったこの日。
雲に隠れている山の中に、車を突進。


どんどん山に登っていく。
濃い霧の中、上へ上へ。


ある地点から雨が雪に変わり、そして気付けば周りは銀世界。
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「やったー雪だ!」
積もった雪を見てはしゃぎだしたのは、ムサシとアラシ。

「雪だとソリも出来るし、スノーモービルにも乗れるし、いっぱい遊べるよ!」




一足早く雪国になった我が家に、最近沖縄から引越してきた、jamiさんが遊びに来てくれた。

jamiさんの息子ちゃん達、雪を見て大興奮!!
アラスカの冬は初めてで、雪で遊んだ事もなかったらしい。

おやつもろくに食べず、外に飛び出す2人。
まずは雪だるまを作り始める。
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そんな2人について、ムサシも雪玉を転がす。
そしてムサシについて行く、GCI(鶏ちゃん。)。

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雪だるまは、だるまになる前に坂から転がされ、あっという間に木っ端みじんとなってしまった。


次は、雪合戦が始まった。
クラブハウスにいるチームと、下のチームにわかれて雪を投げ合う子供達。
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クラブハウスの弟くん。
顔を出して、アピール。
隠れようとしてるんだか、それともわざと標的になろうとしてるんだか。

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兄ちゃんの方は、無我夢中で雪を投げる。

ただ雪を投げるだけが、どうしてそんなに楽しいの?
2人とも目をキラキラ輝かせて遊んでて、とっても可愛かった。

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翌日の夜、私はアンカレッジで初めてオーロラを見た。

ベッドに寝転がって、窓から見えるオーロラのカーテン。
山の冬も、楽しくなりそうな予感がした。
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by shs_merumo | 2009-10-31 12:20 | アラスカでびっくり
初タマゴ
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約5ヶ月前からいるウチの鶏。



最初の飼い始めた目的は

玉子のため

だった。



それがすっかり鶏の可愛さにハマってしまって、今ではペット化。

玉子がなくても、充分楽しい!




そう言っていたが、そろそろ玉子が生まれるそうになるまで成長してくると、

玉子産んだら、もっと楽しそう。


そんな気持ちに変わっていった。




鶏の最近の1日の生活は、私達が帰るまでフェンスの中にいる。
コヨーテ事件があってから、ベランダの下に鶏小屋を置きフェンスを作った。家族が不在の時は、安全のためにそこにいてもらう。


そして私達が家に帰ると、フェンスを外す。
鶏は喜んであちこち遊びに出かける。
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子供達は学校から帰ると、まず鶏を見にいってお世話をする。
こうやって、ムサシの手からエサを食べる可愛いチキン達。


夜になると、自分達で勝手に小屋に戻って寝ている。
鶏が寝てる間にフェンスを閉めて、また翌日というのが最近のルーティーンだ。





ところで、いつになったら玉子を産むんだろう。
リーガンの「鶏の飼い方」本には、生後20週間で玉子を産み始めると書いてある。


でもいったい、どこに産むんだろう。毎回同じ場所に産むの?
どこに産むかをどうやって鶏に教えるんだ?


色々不思議に思っていたら、リーガンが小屋の中の上の段にゴルフボールを入れた。
これで鶏も、産むべき場所に気が付くだろう。





ところが。
私達の思惑は、鶏にちゃんと伝わらなかったらしい。

そのゴルフボールの場所に置かれるようになったのは、見た事もないような
大きな白いフン
  


でっかい白い固まりを、毎日ごろごろ置くようになった。








キミタチ、何か勘違いしているよ。


産んで欲しいのはフンでなくて、玉子なんだけど...。






しかし、その日はそれから早くに訪れた。
その日リーガンが早朝に出勤しなければいけなくて、初めて私が朝の鶏のお世話をした。

小屋を覗いてみると....



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あったーーーー!



待望の玉子だ。
しかもちゃんと、ゴルフボールの場所に置いてある。


急いで寝ていた子供達に知らせる。
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最初の玉子は小さいと聞いていたが、それはとっても大きく美しい玉子だった。

職場に電話を入れると、リーガンも大喜び。







実際は、サンシャイン牧場より楽しいぞ!




翌朝は、起こされなくても子供達が起きてきた。
みんな、玉子があるか、楽しみでしょうがないらしい。

家族みんなでチェック。
アンカレッジは最近、朝の7時半でもこんなに暗い。
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残念ながら、玉子はなかった。

でも学校から帰ってきて見ると、玉子発見!
初日より小さい玉子だった。


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手前のアラシの持っている方が初日の玉子

ところで、鶏って玉子を産む時に鳴くらしい。

子供達が近所の友達コーディーの家にお泊まりに行った時の事だ。
コーディーの家も鶏を飼っている。
鶏小屋の隣にあるクラブハウスでみんなで寝たらしい。(クラブハウスとは、子供の遊び小屋(?)みたいな物。ウチの近所は、鶏小屋とクラブハウスがある家が多い。)

そこで寝てると、朝方、

「コ、コ、コー、コケーッ。」



というけたたましい鳴き声が聞こえ、その後に、

「ポコ。」

という音が聞こえたそうだ。



コーディーはすました顔で、
「チキンが玉子を産んだんだ。」
と言ったそうだ。



なんだか、マンガみたい。
うちのも、そんな声で鳴いて産んでいるのかな。




それから鶏は、毎日玉子を産んでいる。
それも昼間に産んでいる。
昼の間に小屋に入って、同じ場所に産んでるのが不思議。


一度ムサシが、玉子をとる前に小屋から出てきた鶏を発見!
その鶏はGCI(名前)だった。


キミか!
よくやったぞ!!


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一番左の白いのは、市販の普通サイズの玉子。
その隣のが初日タマゴ。
最初の玉子だけ大きくて、それから小さい玉子を毎日産んでる。

全部GCIが産んだのだろうか。
これからどんどん玉子が増えるのが楽しみ。


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by shs_merumo | 2009-10-26 06:01 | チキン物語
仕事場風景
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8月からの新しい仕事場は、大学の分子生物学の研究室。
そこで、実験のお手伝いをしている。


生物のせの字も知らない私がここで雇ってもらえたのは、ひとえにラッキーだったから。
仕事場のボスも上司も先輩も、みーんな素晴らしい人達で、この上なく恵まれた職場環境だ。

最初はこの並べられた液体やマシーンを見て、ちょっと興奮した。



何だか分からないけど、ワタシすごい事してる?



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忙しい時は一日中誰とも会話する事もなく、みんな黙々と作業をする。


静かに手を動かし、与えられた実験をやり遂げる。
無事に作業が終わった時、心の中でガッツポーズ。

静かに嬉しい。
密かに嬉しい。
心の中に広がる達成感。


仕事を始めて忙しくなったけど、毎日充実している。





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by shs_merumo | 2009-10-22 16:29 | 日常のヒトコマ
ラタトゥーユ再び
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私が仕事を始めてから、週末のご飯係はリーガンになった(ラッキー♪)。

先週の金曜日に、
「ラタトゥーユを作る。」
と宣言したリーガン、翌日買い物に出かけた。




確か前にもこんな事があった。

映画の「ラタトゥーユ」(レミーの美味しいレストラン)に影響されて、家でレストランごっこ風に作ってくれたのは、2年前の事だった。


(ちなみに今見てみると、2年前のラタトゥーユをアップしたのは10月22日。いつもこの時期になると作りたくなるのだろうか。)


最近またDVDを見て、料理する気が出てきたらしい。








なんていい映画なんだ!




一家に1本このDVD。
夫が料理したくなる事、間違いなし!


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リーガンとムサシがキッチンに立つ。

「ママは座ってて。」
とムサシに言われるが、気になってカメラを持って、しばし見学。

アラシは、チーズを削る係に命じられていた。



しかし、今回のラタトゥーユ。
2年前のから、なんだかグレードアップしていないか?



とっても美しいぞ。
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見よ!このアートのような料理を。

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「今回は、DVDやおまけ動画(本当は日本語でなんて言うの?)を何度も見て、研究した。」
と言うリーガン。




そう言われて映画の方をよく見てみれば、確かにこんな感じのラタトゥーユだ。

おまけ動画で、作者のシェフが実際作っているのも、見た目はこんな綺麗な形。



DVD何度も見たのに、気付かなかった...。

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これにトマトソースをかけ、チーズを上に乗せてオーブンで焼く。



その間に、サラダとご飯とガーリックブレッドも用意。
下の階にいた私の所に、ムサシがご飯の炊き方を聞きにきた。


「ご飯ぐらい、私が炊くよ。」
と言うのに、

「いいよ、いいよ。ママはお客さんだから。働かないで。ムサシとダディが全部やるから。」
と言う始末。






...えーと、今日は何かの記念日だったっけ?



あまりのサービスぶりに、ちょっと戸惑う私。


呼ばれてテーブルに行くと、サラダが用意されていた。
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リーガンが指導したとおり、ムサシが私をエスコートして椅子までひいてくれる。
そしてワインの見せ方注ぎ方も、リーガンがレッスン。

しっかり習って、女の子をエスコートする日が来るのかな。
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お待ちかねのラタトゥーユ!
びっくりするぐらい、美味しかった。
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目もお腹も大満足した私に、

「まだデザートがあるよ。」

とティラミスを持ってきたリーガン。
驚かせるため、ガレージに隠していたみたい。



本当に今日って、何かの日?

何か私、忘れている?



ホントに驚いた!
普通の日が特別な夜になった。

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by shs_merumo | 2009-10-20 11:39 | 日常のヒトコマ
ハロウィーンの準備
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もうすぐハロウィーン。
週末にパンプキンを買ってきて、みんなでジャック オー ランタンを作る事にした。


まずは大きなカボチャをくり抜いて、中身を取る作業から。
中からどんどん種を出す。
アラシの面白い表情をキャッチ!

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それからデザインの書いてある紙を貼って、上から穴をあけ印を付けていく。
みんな、表情は真剣そのもの。

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最後に紙を取って、印どおりに削っていく。
うまく出来たかな?

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完成し、外に飾る。
左から、アラシ・リーガン・ムサシの作品。

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楽しいハロウィーンになりそうだ。

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by shs_merumo | 2009-10-19 10:20 | 日常のヒトコマ
ニワトリその後
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DSiでムサシ撮影  



今年の6月に家にやって来たヒヨコちゃん達だが、その後ぐんぐんと大きくなり、立派なニワトリへと成長した。

最初リーガンが18羽もヒヨコが持って帰った時は、



「そんなにどうするのー!?ヒヨコのうちは可愛いけど、大人になったら怖いって。」
と、文句を言っていたのは、この私。



が、しかし。
毎日毎日鶏を眺めているうちに、その動作の可愛さにすっかりハマってしまったのも、この私。
見てるだけで癒される〜。
大人の鳥になっても、超可愛い。(特にウチの鶏は。)



家族みんなが毎日鶏の話をし、鶏に話しかけ、鶏を見詰め、そしてニワトリにハマる。
だんだん鳥中心の生活へとなっていった。


子供達も、学校から帰るとまず鶏のお世話。
手の平から直接エサを食べるニワトリ達。

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ムサシDSi写真ナンバー2


その頃ニワトリは放し飼いで、毎日広い山の中で自由気ままに遊び回っていた。

穴を掘り草を食べ、私の植えたイチゴを(勝手に)食べ、ミミズや虫を探し、秘密の木の下でみんなで語らう。
そして夜になれば、温かい小屋の中へとハシゴを登って帰って行く。





まさにニワトリ天国


そんな言葉がピッタリのこの場所で、幸せに暮らしていた。

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ところが、1ヶ月前の事だ。
私が働くようになって、昼間家に誰もいなくなってから、まず2羽いなくなった。


木の陰に、襲われた形跡あり。



リーシュなしで散歩してる犬達にやられたと思い、リーガンが道と敷地の間に木で塀を作った。


そしてそれから1週間。
たまたま忘れ物を取りに帰った私は、大きな野生の犬みたいなのが、庭から逃げて行くのを目撃した。




慌てて鶏を探したが、見当たらない。
やっと見付けた1羽はパニック状態。高い木の枝に飛んで、降りてこなかった。



私の電話で仕事場から帰ってきたリーガンが、2時間捜索して、林の中に歩けなくなっていた鶏を発見した。
それからどこからともなく3羽戻ってきて、生き残ったのはたった5羽だけだった。



家族みんな、大きなショックで号泣。



翌日に、近所のチキン仲間のTさんからの情報で、その犬だと思ったのがコヨーテだったと判明した。
家の周りを、獲物を求めてウロウロしていたそうだ。


「その時私がガンを持っていたら撃ってたわ。早く罠を仕掛けてしとめないと。」
Tさんは物騒な事を言う。

Tさんの鶏ちゃんは、過去にコヨーテにやられ、他にもウルブリン(くずり)にもやられたらしい。
ウルブリンとはこんな動物。



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怖っ。



人間と狼以外の動物は何でも襲う、熊に似た動物なんだとか...。

ちなみにTさんの家の庭には、熊や狼もやって来るんだそうだ。
アンカレッジと言えども、そんなワイルドな場所に住んでいる私達。


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ところでハンディーキャップになってしまった鶏ちゃんは、「ラッキー」と名付けられた。
私が忘れ物を取りに帰らなければ、リーガンが林の中で見付けなければ、きっとコヨーテに食べられていただろうラッキー。


足が折れて歩けないので、リーガンが毎日お風呂に入れて洗ってあげた。

「ずっと小屋にいるのはカワイソウ」
ムサシは毎日、抱っこして散歩に連れて行ってあげていた。



そんな介抱のかいあってか、ラッキーは日に日に元気になり、ある日、片足で立ちあがった。そして一本足でジャンプ(けんけん?)という、鶏らしからぬ荒技で移動していた。



すごいねー。すごいよー。

その日から、ラッキーはミラクルちゃんと名前が変わった。


ミラクルと他4羽、今はフェンスの中の生活だけど、また平穏な生活を取り戻して幸せにしている。

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by shs_merumo | 2009-10-05 11:23 | チキン物語