チャーリー・ユーコン川下りの旅 その1 〜旅の計画〜
夏休みに何か大きな事をしようと、リーガンがまた遊びの計画を立てた。
次のメルモ家の冒険はこれだ。




「チャーリー&ユーコン 川下り9日間の旅。」

小型飛行機で大自然の山の中に降り立ち、そこからラフト(ゴムボート)で1週間川を下り、川辺でキャンプしながら帰ってくるというもの。
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すごいアドベンチャーだ。

9日間、野宿。
そのうち川に、7日間。
人間は誰もいない、でも熊が住んでいるような大自然の中に家族だけ。







冒険家じゃないんだから!


普通の主婦ですよ、私は。
5歳の子供も一緒だというのに。


何故いつも、リーガンの思いつく遊びは、すごく大変なのかな。



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しかしリーガンが行くと言ったら、本当に家族を連れて実行するんだろう。


川下り。
大丈夫だろうか。
初めて体験する事だ。


とにかく、ネットで川下りとかユーコン川とか検索してみた。
そこで見付けたTV番組。大泉洋のユーコン川下り「水曜どうでしょう」

これには大爆笑!
面白い。面白すぎる。



これなら、出来るかも。
大泉洋に出来たんなら、私にも出来るかも。

ちょっとだけ、変な自信が付いた。
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ネットのお陰で、ユーコン川はだんだんイメージが沸いてきたぞ。
問題は、チャーリー川。


リーガンに言わせれば、
「ユーコンだけでは簡単すぎてつまらないから、ちょっとスリルのあるチャーリーにも行ってみる。」
だそうだ。




スリルって、どんだけスリル?
子供を連れて行っても、大丈夫なトコロなのか?



友人のイサオさんに聞いてみた。
彼は日本で、カヌー川旅をしている人だ。

イサオさんが調べたガイドブックには、ユーコンはレベル1だが、チャーリーはレベル2。レベル3の所もあると書いてあった。



そ、そうなのか。
レベル3。

で、レベルっていったい何よ?



「大丈夫なんじゃない?ガイドがいるんでしょ?」
ちょっとビビっている私に、イサオさんは元気付けようとして声かける。




ガイドなんていないって。

リーガンと、川なんて下った事のない私と8歳と5歳の子供よ。
家族オンリーだって。



しかしその時、
「いいなぁ。オレも行きたいなぁ。」
と彼がうっかり漏らした一言を、私は聞き逃さなかった。

イサオさんを強引に誘って、彼もこの冒険に参加決定。



やった。ガイドゲット!!


アウトドアの達人の、リーガンとイサオさんの2人がいれば、もう怖い物なしだよ。
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ところで、10日間不在になる事を、日本の母に告げなければいけない。
心配性の母は、連絡が付かなくなるとあらゆる悪い事を想像しかねない。

でも無事に帰ってくるまでは、この川旅計画をそのまま母に伝える事は出来ない。そんな事を言ったら、心臓発作でもおこしてしまいそうだ。


そこで母に、
「10日間旅行に行ってくる。」
と伝えた。それだけではちょっと罪悪感も感じたので、
「旅行と言っても、ホテルに泊まらない旅行だけどね。」
とも付け加えた。

「またー。どこに行くの?あんた達のする事は、いつも危ないから。」
と言う母に、
「大丈夫、大丈夫。今回はイサオさんも一緒に行くから。」
と、思わず答えた。




「それって、すごい冒険って事じゃないの。」


しまった。
母はTVやホームページで、イサオさんがどういう人なのか知っていたのだ。
安心させるために言った言葉で、大失敗。



母さん、そのとおり。

大冒険だよ。
今までした事ないくらいの。

そして旅の準備は着々と進んでいった。
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by shs_merumo | 2007-07-10 08:16 | アラスカ 川下り


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