ボートを運ぶ旅 最終回
a0088116_249434.jpg

ドーソンのボートを引いてアンカレッジに着いたのは、日曜日の深夜の事。
その週の土曜日には、今度はボートをフェリーに乗せてコディアックに運ぶため、ホーマーまで行かなければいけない。



その前にお掃除お掃除。
写真は自宅前でプレッシャーウォッシャーを使って、ボートを洗うアラシ。





今度のホーマーは、5時間の道のりで一泊だけのキャンプだから簡単。
子供達も、
「なーんだ。5時間だけか。余裕。」
と笑っている。だんだんレベルが上がってくるな。




土曜日の朝に出発。
天気も良くて順調。ボートを引っ張ってるのも忘れる程。

a0088116_249814.jpg


結構カンタンにホーマーに着いた。
ボートをフェリー乗り場の駐車場に置く。
大きいお荷物がなくなって、楽チン!
ちょっとホーマー観光をしてから、今日のお宿へ。

a0088116_2524259.jpg


お泊りは、ホーマーのビーチ。
父と息子で火を炊く準備。

フェリーは、翌朝の10時半に出発の予定。
8時半にはボートを乗せるためにフェリーポートに行かなければいけない。


フェリーにボートを乗せさえすれば、もうこの大荷物とはオサラバ。
やったー。早く楽になりたい!!





a0088116_2524795.jpg


夜から雨が降ってきたが、テントの中でぐっすり眠れた。
翌朝、8時にリーガンがフェリーポートに様子を見に行く。




すぐに帰ってきたリーガン。
フェリーはタイドのせいで遅れていると言う。
アラスカは潮の満ち引きが激しいので、タイミングを外すと船が港に入ってこられなくなる。
1時にもう一度来いと言われたらしい。

そこに一緒に並んでいたトラックの運ちゃんの話によると、10時間の遅れとか。




10時間って…。
今夜アンカレッジに帰れるのか?
リーガン翌日仕事なのに。




取り合えず電話連絡する事にして、テントはそのままにし朝食を食べに出掛ける。
いつものようにナショナルパークビジターセンターも行き時間を潰してから、1時にフェリーポートに行った。


a0088116_3221459.jpg


フェリーはまだ着いてなかった。
駐車場でボートを繋げ、待つ事2時間。
ついにフェリー到着!



しかし、そこからも長かった。
フェリーに乗せる車を順番に乗せていくんだけど、1台にかかる時間がすごく長い。ボートは最後に乗せると言われ、ずっとそこで待機。

日本の実家は島だからフェリーには慣れてるけど、こんなに時間はかからなかったよ。確かフェリーの後ろから車を入れて、前から出す。アラスカフェリーは、なんでこんなに時間がかかるんだ!

日本のフェリーの優秀さを、改めてここで知った。


a0088116_2525150.jpg


フェリーポートで待つ事5時間。
ようやく私達の番に。

後ろにボートを繋げたミニバンでフェリーの中に入る。



入ってすぐブザーが鳴り、床が下に降りる。

「おおーー。」
急に動いて、思わず声が出る。
それは巨大エレベーターだった。
車とボートは、私達を乗せたまま下へと移動した。
a0088116_2525427.jpg

下に着いてから、ぐるっと90度に回転。
フェリーの中の人に誘導されて、ボートを付けたままバック。

a0088116_2525720.jpg



a0088116_2525639.jpg



そして、そこでボートを離した。
バイバイ、ドーソンのセルボート!

a0088116_253045.jpg


ようやく任務終了。
ドーソンにメールすると、すごく感謝された。
「一生分の借りができた。」

よかった!私達の苦労を分かってくれた。


ホーマーを出発したフェリーは、翌日の朝3時半にコディアックに到着。
朝待ち構えていたドーソンは、船の中を綺麗にし、すでにドーソンのセルボートは
コディアックの港に入っている。



a0088116_3221182.jpg

(ボートに乗ってるのは、ドーソンの友達)

ボート作戦大成功!
[PR]
by shs_merumo | 2012-06-17 18:50


<< 屋根の上でキャンプ ボートを引いてアンカレッジまで >>