アラスカ風?結婚式
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ちょっと前だけど、友人の結婚式に出席した。



その友人はリーガンの同僚で、仕事場で一番親しくしている人だが、ちょっと変わってる人。
何と言うか、野生児?いや、子供じゃないんだから野生人?



冬でも凍った道を自転車で通ってるし、マイナス20℃の中スキー履いて7kmくらいの山道を軽く散歩してきちゃうし、そこら辺にある物何でも食べちゃうし、家に植えてる野菜とかも洗わないでちぎってむしゃむしゃ食べちゃうし。
他の人ではびっくりするようなエピソードを、まぁ彼ならやりかねんとみんなが納得してしまうような、そんなお茶目なポーランド人。




その友人が、遂に結婚すると招待状が来た。
しかしその招待状、とてもシンプルな情報だけ。詳しくは、ホームページを見てくれと、ウェブのアドレスが書いてあった。



ホームページは情報満載!

結婚式は、アンカレッジのスキー場で人前式で行われる。
ドレスコードは「カジュアルな服で」
そしてなんと、結婚式なのにポットラック!(食べ物持ち寄り)


ウェディングギフト、不要とも書いてあった。


「ウェディングプレゼントは要りません。
遠くから来てくれた方は、わざわざアラスカまで来てくれた事がプレゼントです。
近場の人は、ポットラックで持って来てくれる食べ物がプレゼントです。」



ポーランド出身の花婿とテキサス州出身の花嫁さんなので、ゲストは遠くの州や、ヨーロッパからもやって来る。





当日、山道をぐんぐん登って会場に行ってみると、すでにたくさんの人がいた。
招待客は200人!
みんな美味しそうなご馳走を持ってきてる。


一つのテーブルに、名前と動物の絵が入ったグラスが置いてあった。アラスカにいる動物らしい。
自分のグラスを見付け飲み物を入れてもらい、そこに書いてあったカラスの席に着いた。



「フクロウやリンクスの席じゃなくてよかったよ。」
と呟くリーガン。
この夏、彼の大事な鶏ちゃんが、アメリカオオワシフクロウやリンクスや黒熊にやられてしまったからだった。



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会場に結婚行進曲が流れ、可愛いフラワーガールズが歩いてきた。

その後ろには、フラワードッグ!?



花嫁さんの大事なワンちゃんでした。お役目ご苦労。





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結婚式は人前式で行われた。
花婿と花嫁は、「一番大切な人達の前で」永遠の愛を誓った。




先ずは花婿さんが、初めて会った時の気持ちや2人の事を面白おかしく話し出した。

「最初のデートで僕が君に言った事を覚えてるかい?『そんな細い体じゃあアラスカの冬は越せないよ』」

「一緒に住みだして、初めて4月に暖房を入れた。」

そんなスピーチに、みんな爆笑。
しかし最後には、花嫁さんがどんなに自分にとって大切な人だか涙ながらに語り、見てる人もみんなもらい泣きするような素晴らしいスピーチだった。


花嫁さん涙を拭きながら、
「わぁ。素晴らしいスピーチ。こんな事なら先にやればよかったわ。」
とみんなを笑わせつつ、負けずといい話をした。


「貴方みたいな人、今までに会った事ないわ。」
と花嫁さんが言うと、みんな大爆笑!
みんなやっぱり、この友人は変わり者だと思ってたのね。私だけじゃなかった。



まるで人前でラブレターを披露してるようだ。それがこんなに笑って泣けるいい話。

さすがどちらも弁護士カップル。人前で話すのがすごく上手。



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その後、美味しいご飯タイム!
みんなが持ってきた何十種類の料理。
そして、外で新郎の指導の元にアラスカサーモンのバーベキュー。
お皿にどれを盛っていいのか分からないくらい、たくさんの種類があった。
そして、どれもこれも美味しかった!




食事中にはボーランドの音楽隊がやって来て演奏。

音楽に合わせて踊る人達。


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私達はこの後帰ったが、花婿花嫁、そして何人かの友人は、外にテントを張り泊まったらしい。

結婚式でキャンプ。
さすが、アラスカ。



こんな素敵な結婚式に参加出来て、とても幸せな気持ちになった。
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by shs_merumo | 2011-09-26 13:59 | アラスカでびっくり


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