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産まれたーー!
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今日、インキュベーター(孵卵器)に入れてた卵からヒヨコが産まれた!


まさか本当に孵るとは思ってもなかったので、相当びっくりした。
変化に気付いたのは、お昼の3時頃。


掃除機をかけていたら、どこからともなくピヨピヨピヨと可愛い鳴き声が聞こえてきた。


いったいどこから?
外から聞こえたのか?と聞き流して、掃除を続ける。
しかしインキュベーターの近くに来て、驚きジャンプしてしまった。



いつもと違う。
卵が割れている。
そして中から、ピヨピヨの声が。

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まさか、このインキュベーターで成功するとは。
リーガンがカタログを見て、通販で嬉しがって買ってみたけど、実際届いた物はとてもチープなものだった。




学研の科学の付録か?

こんな子供騙しの物とは。
値段が安かったから、しょうがないか。



それでも試しに、外に産んであった卵を3つ入れてみた。
それが21日前。
教科書どおり、21日後に誕生!

卵の変化に驚く子供達。
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卵を孵化させるのには、温度管理と湿度が大切。
しかし、朝と昼間の温度差が激しいアラスカでは、一定の温度を保つ事が難しい。


「こんなんじゃ、ゆで卵になっちゃうよ。」
「こんな寒いと、凍死してるよ。」


と、リーガンが声をあげる事、多々あり。

「これで孵ったら、ミラクルだよね。」
と笑ってたので、まさか本当にヒヨコが産まれてくるとは思わなかった。



朝はもう、0℃になるアラスカ。
すでに暖房も入れている。
普段なら節約のため、夜寝る時は部屋の温度を低くしろとうるさいリーガン。
それがこの3週間は、暖房をガンガン入れっ放し。

そして毎日2回、リーガンが慎重に卵の向きを変える。

鶏の事になると、どんだけ真剣なんだ?




そのリーガンは、今日まで出張中。
どーしていいか分からない私はオロオロ。

とりあえず時間が来たので、子供達の学校へ迎えに行った。
急いで帰ってみると、さらに孵化が進んでいる。
卵が割れ、羽が出てきている。

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どっくんどっくんと、卵が動く。
それを見て、ムサシが騒ぐ。
「すごいけど、怖いー!」


それから2時間程で、顔を出したヒヨコ。

誕生、オメデトー!
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本当にマジックみたいだ。
卵の殻のなかは、ほとんど何もない。
黄身も白身を全部使って、ヒヨコが出来た。まさにミラクル。



帰ってきたリーガンもジャンプして大喜び。
外に出て、レッドちゃんとボスに声かけていた。

「おめでとー!キミタチ、親になったんだよ。子供が誕生したんだよ!!」


鶏にそんな事、分かるはずもなく。




その後生まれたてのヒヨコは段ボールのヒヨコのお家に移された。
そして今、他の卵からもピヨピヨの声が聞こえているので、明日も孵化に立ち会う予定。
by shs_merumo | 2010-10-06 17:14 | チキン物語


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